Tools — Beam Notch
欠いたあとの梁は、
どれだけ細っているか。
大梁に両側から小梁が掛かり、上部中央に柱のホゾが入る。木造でいちばん多い取り合いですが、欠いたあとの断面性能は手で出すと面倒です。寸法を選ぶだけで、断面積・断面二次モーメント・断面係数がどれだけ残るかを出します。すべてブラウザの中で終わります。
梁の外寸
×mm
掛かるもの
小梁のせい (mm)
小梁のせい (mm)
全高で残る材の幅: 6 mm
欠損後の断面性能
| 項目 | 欠損前 | 欠損後 | 低減率 |
|---|---|---|---|
| 断面積 (cm²) | 315.0 | 237.3 | 0.75 |
| 断面二次モーメント (cm⁴) | 23625 | 11982 | 0.50 |
| 断面係数 (cm³) | 1575 | 653 | 0.41 |
| 重心高さ y_c (mm) | 116.6 | ||
How it works
- 01梁の外寸を選びます。幅は 105 / 120 / 135、せいは実寸で入れてください。
- 02掛かる小梁を左右それぞれ選びます。小梁の幅は 105 固定、せいは加工寸法表にある値から選びます(間の値は補間しません)。
- 03柱のホゾ(幅 30 × 深さ 30)が上部中央に入るかどうかを選びます。
- 04結果はその場で変わります。断面図と仕口の立体図で、どこがどれだけ欠けているかを確かめてください。
Method & limits
- 蟻大入れ掛けは段付きです。大梁の側面から 欠き取り 1.5mm / 大入れ 12.0mm / 蟻 21.0mm と入り込み、段ごとに上端からの深さが違います(欠き取り=小梁のせい、大入れ=d′、蟻=d′−30)。
- 加工表の「大入れ幅 B」「欠き取り幅 C」は梁の通り方向の寸法なので、断面性能には効きません。立体図の形にだけ現れます。
- 断面性能は欠損の水平位置に依存しません。並べ方を変えても低減率は同じで、変わるのは断面図の見た目だけです。
- 低減率は安全側に小数 2 位で切り捨てています。
- 出しているのは大梁側の断面性能です。小梁の端部(蟻そのもの)の検定には別途 Ae 表が要ります。
- せん断は検定していません。曲げが通っても、中立軸に残る幅で決まることがあります。